京都大学サマーデザインスクール2024
ひらひらと散る桜、ふにゃふにゃ動く尺取り虫、かちかち動く振り子時計など、目を奪う「動くもの」。思わずずーっと見ていたくなったり、触りたくなったりしませんか。動きの背後にはそれを作り出す「仕組み」があり、その仕組み自体にも魅力を感じることがあります。
「京都大学サマーデザインスクール2024」において、『解像度の高い夏休みの自由研究(工作編)』をテーマにデザインワークショップを開催しました。ワークショップでは、フィールドワークを通して身の回りにある「動きと仕組み」をあらためて観察し、どのような動きと仕組みに心惹かれるのかについて議論をしました。その後、各参加者がインスピレーションを受けた動きをもとに工作を行い、心惹かれる動きと仕組みを表現しました。最後に行われたプレゼンテーションでは、過程と成果が認められ、デザインスクールの参加者の投票により最優秀賞を受賞しました。
チームメンバー
実施者
小森 雅晴
牛田 裕也
佐藤 巧真
中村 拓哉
谷 安珠
参加者
青山花
石田詩央里
沖美沙紀
他3名
Gallery
面白い動き紹介 in 京都リサーチパーク
面白い動き紹介 in 京都市動物園
動きの仕組み見学 in 京都大学
工作
成果発表
展示
作品の紹介
『ヤギ So Sweet』
おいしそうに草をたべるヤギの動きを再現してみました
『circular circles (chasing)』
生き物がじゃれて追いかけっこしているかのような
『オルゴール』
歯車じかけで、鳥が羽ばたく様子を表現しました。
『ヘビタン』
長~~いベロを引っ張って、目を押してみると…?
『メカにまる MechAnimal』
メカの動き←→動物の動き
『アリヨリノアリ』
無数のアリの群れ
『ゆるぎ』
予想外の動き。反復の中の生物的な動きを表現しました
『ensis(エンシス)』
実際に手に取って遊んでみてください
『蝶々のゆらぎ』
振り子の原理に基づく不規則な動きは、まるでいきている蝶々のようで
『サーキュレーション』
下の円盤を回して色を循環させよう
『wave machine』
波のキラキラを見ることができます